平成30年度_技術士建設部門(施工計画)Ⅱ-1-1 軟弱地盤上での橋台背面盛土

技術士試験

平成30年度建設部門(施工計画)Ⅱ-1-1の学習記録を復元しました。


問題文(準備中)


回答文

(1)不同沈下リスク

軟弱地盤上において、橋台背面に盛土を計画する場合、不同沈下リスクに留意する必要がある。完成後に不同沈下が発生した場合、橋台と取り付け道路との間でクラックや段差が発生し、走行安全性や美観、耐久性が低下してしまう。

対策工としては、深層混合処理工法(DMM工法)が有効である。これは、軟弱層にセメント系固化材を注入、攪拌することで地盤の支持力を高めて沈下を抑制する工法であり、施工性に優れる。

(2)側方変位リスク

橋台背面の盛土は、土圧の増大により、橋台が前方へ押し出される(滑動)リスク、橋台が傾くリスク、あるいは地中の抗基礎が破損するリスクに留意する必要がある。特に軟弱地盤上では、受動側地盤の支持力が低く、構造的不安定や地盤の側方流動を生じやすい。

この場合の対策工としては、軽量盛土工法(EPS工法など)が有効である。発泡スチロールブロックを用いることで盛土荷重を大幅に軽減し、土圧、沈下および側方流動を抑制できるため、橋台構造の安定性を確保することができる。

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