令和3年度_技術士建設部門(施工計画)Ⅱ-1-4 高流動コンクリートの特徴、採用目的、留意点

技術士試験

令和3年度建設部門(施工計画)Ⅱ-1-4の学習記録を復元しました。

問題文(準備中)

回答文

(1)高流動コンクリートの特徴

高流動コンクリートは、高い日己充填性、密実性、高い

流動性を持ち、振動締め固めをせずに型枠内へ容場に充填、打設ができるコンクリートである。

通常、高性能AE減水剤や粘度調整材を配合して製造され、スランプフローは60cm以上とされる。

(2)採用目的

本コンクリートの採用目的としては、高い充填性に

より、柱梁交差部のように配筋が過密化していても均一に充填することができ、品質向上に資する点が第一に挙げられる。また、打設時の振動騒音の低減が図られ、施工環境の向上が可能である。さらに、振動・締め固め作業が省力化され、高齢化や担い手不足といった課題にも対応可能である。

(3)施工上の留意点

①材料分離(セグリゲーンョン)の防止

流動性が高い反面、骨材とモルタルの分離やブリーディングが起こりやすいため、粘性調整材の適切な配合や打設方法(高所からの打ち下しの回避、連続打設)に留意する必要がある。

②型枠の継ぎ目止水

通常コンクリートより高い流動性のため、型枠からの漏水や型枠の膨らみが生じやすい。型枠の剛性向上や継ぎ目止水処理の精度向上が求められる点に留意する必要がある。

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