平成28年度建設部門(施工計画)Ⅱ-1-1の学習記録を復元しました。
問題文(準備中)
回答文
軟弱地盤に対して特に対策せず盛土を行った場合、沈下、不同沈下、流動、円弧すべり等の重大な被害を生じさせる恐れがある。2つの対策工を下記に示す。
(1)緩速盛土による余盛り(サーチャージ)工法
目的:5cm/日などの緩やかな速度で盛土を行うことで地盤の崩壊を防ぐ。軟弱地盤を構成する粘性土層に緩速載荷することで、層の圧密および排水が促進され、地盤の強度が向上する。これにより、急速載荷に比べて盛土立ち上がり時の地盤強度が有利となり、円弧すべり抵抗の安全率が向上する。盛土は残留沈下量が規定値まで低下した時点で計画高さとなるよう、完成高さを調整する。
留意点:載荷速度に関して、地質および土質により調整を要することに留意する。例として、一般的な軟弱地盤では5cm/日、非常に圧密性が高い地盤の場合は3cm/日に設定して解析を行い、安全率を確保した施工を行う。
(2)土質改良材による地盤改良
目的:改良材により土質を直接固化て支持力を増し、沈下やすべり崩壊を防ぐ。セメント系改良材を表層または深層に混合させ、地盤を固化し、盛土を構築する。
留意点:上記緩速盛土工法に比べて高額となるケースもあるため、経済比較が必要。また。改良材と土壌の適合性を確かめるための室内配合試験を実施し、圧縮強度の発現状況や六価クロム等発生の環境試験を実施する。


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