令和3年度_技術士建設部門(施工計画)Ⅱ-1-1 軟弱地盤の盛土周辺部への変状対策

技術士試験

令和3年度建設部門(施工計画)Ⅱ-1-1の学習記録を復元しました。


問題文(準備中)


回答文

(1)軟弱地盤周辺に生じる地盤変状の仕組み

隆起:盛土構築後の初期段階において、周辺地盤には押し出し方向に側圧が作用し、地盤の隆起が発生する。

沈下:盛土構築後に地盤の圧密が進行することで、周辺地盤には引き込み方向の側圧が作用し、地盤の沈下が生じる。

側方変位:降起・沈下と同時に、側圧の作用方向に側方変位が発生する。

円弧すべり:特に盛土立ち上がり時において、すべり抵抗の安全率が1を下り、円すべりが発生する。

(2)対策工法と概要

①余盛り(サーチャージ)工法

盛土箇所に対し、5cm/日等の緩速施工により地盤を圧密させながら盛土していくことで、すべり抵抗の安全率1を下回ることなく施工する工法である。圧密により地盤中の排水を進め、土子の付着力を増加させることですべり抵抗を得、周辺を巻き込んだ円弧すべりを防ぐ。

②地盤改良工法

セメント系改良材を盛土施工箇所の地盤内に攪拌させ、軟弱地盤を固化させる。改良材は盛土下に等厚で分布、又は柱状に分布させる。これにより地盤の支待力を得、周辺を巻き込んだ円弧すべりを防ぐ。

コメント