令和4年度_技術士建設部門(施工計画)Ⅱ-1-4 コンクリート中性化

技術士試験

令和4年度 建設部門(施工計画)Ⅱ-1-4の学習記録を復元しました。


問題文(準備中)


解答文

(1)中性化の劣化機構
中性化は、コンクリート中の水和生成物に大気中の二酸化炭素が結合することで、アルカリ性であったコンクリートのPH値が除々に低下していく現象である。この結果、鉄筋表面に形成されていた不動態被膜が破壊され、水と酸素の供給により錆びが発生する。鉄筋が錆びる際には体積の膨張が生じることから、コンクリートにひび割れが生じる。
(2)中性化と鉄筋腐食が進展する場合の維持管理
①鉄筋の断面欠損が見られない場合

はつり調査により鉄筋の断面欠損が確認されなかった場合、劣化度合いを「中度」と判断する。
中度の場合、コンクリートをはつり鉄筋を露出させ、錆落としを実施する。その防錆材を塗布し、コンクリートを再度打設する。コンクリート表面は、含浸系塗布材または表面保護を行い、表面の緻密性を向上させることで再発防止が可能となる。
②鉄筋の断面欠損が見られる場合
鉄筋の断面久損が見られた場合、劣化度合いについて「重度」と判断する。
重度の場合、施設の更新やコンクリートの大規模打ち替えを前提に検討を進める。現状での構造計算の結果、耐力が基準値以上であれば、施設の更数時期まで電気防食を行い、これ以上の腐食を防ぐことも検討すべきである。

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