試験当日に私が選択しなかった問題を補習しました。
落石対策工が「施工計画、施工設備及び積算」の出題範囲内であったとは、当日に初めて知りました。出題範囲は、施工一般に共通して広く適用できる原理を用いたものであり、法面工の際に基礎としておさえておくべきであったのかもしれませんね。
問題文
落 石 対 策 工 に つ い て 基 本 的 考 え 方 を 目 的 別 に 述 べ よ 。 ま た 、 落 石 対 策 工 の 代 表 的 な 工 種 を 2 つ 挙 げ て 、 そ れ ぞ れ 特 徴 に つ い て 説 明 せ よ
回答文
(1)落石対策工の目的と基本的考え方
①予防工
落石が予想される法面上の浮石や転石等の除去、ワイヤーロープ等による固定を行う等、発生源に直接作用し、落石の発生を予防することを基本とする工法である。
②防護工
法面中腹や法尻部において防護柵を設置する等により、落石の衝突エネルギーを低減させ、保全対象の落石被害を直接的に防ぐことを基本とする工法である。
(2)落石対策工の代表的工種
①予防工:ワイヤーロープ掛工
対象とする単体もしくは複数の浮石・転石に、格子状にしたワイヤーロープや複数のワイヤーロープを用いて法面へ固定し、初期移動を抑止する工法である。地形や対象石の形状に応じてワイヤー径等を変えられる自由度がある一方、落石対策としては仮設として取り扱われることが多く、永久構造物としては適さない。
②防護工:落石防護柵
落石を停止させるために設置する、金網、ロープ、支柱等の部材から構成される柵である。落石の跳躍量と斜面勾配、防護策背面の平場(ポケット)の有無等により落石衝突高を算出し、余裕高を見込んで落石防護柵の高さを設計する。


コメント